この本は神懸かり状態で出口氏が口述したものを、筆記させたというもので、計81巻、83冊もあるとんでもない巨大作で、大本の教典のひとつとなっている。で、私は最初の100ページ程度を読んだばかりで、この本について分かったふりできる状態ではない。でも、ちょっと気になることがあったのでここでちょっと取り上げたくなったのだ。
霊界物語では、スサノオが救世主とされているそうだ。(実はわたしはそんな記述があるところまで読み進んでいないが……。)それだけでコアな「かのこん」ファンならば、気になるだろう。耕太くんはスサノオの転生体ということだもの……。
で、私がこれまで霊界物語を読んでいて、あっと思ったのが「金毛九尾の狐」。ちずるのお母さんの玉藻さんじゃないですか……。悪者のひとりとして名前が登場。160分の1程度までしか読んでない私にはそこまでしか分からないけど、もしかしたら霊界物語はかのこんのインスピレーションの元となっているのでは、と感じさせられた。ただ、感じさせられただけだが……。
ところで、霊界物語の全81巻の口述にかかった時間はたったの1年1カ月!短期間にもんのすごい量が出てきたということになる。で、多分、教団の「聖師」さまが神懸りになって語ったものだから、それはそのまんま神様からのメッセージということになるのだろう。多分、そのせいで、ほとんど編集というものがされていないから、読んでいて大変。口語なのはいいのだけど、読みやすい文体や、スタイル、話の流れにはなってない。出てきたものがそのまんまって感じ……。
それでも、ある宗教団体の教典なんだからいいんでしょう。信者は有り難がって読むだろうから……。
でも、一般向けじゃない。
私は西野かつみさんが神懸り状態でかのこんを書いてるとは思わない。でも、これだけ神話的な要素を持ってしまった物語で、キャラが自由に動き回りまくりで、それを単純に記述していったら、多分、霊界物語みたいになっちゃうでしょう。コアなファンや心理学者には面白いかも知れないけど、出版商品としての本にするにはちょいと困る。
かのこん第16巻の遅れって、西野さんや出版社の編集担当者さんが、さて、この無茶苦茶になってるキャラの行動を取捨選択して、それに流れをつけていくことに苦しんでいるからじゃないか、と思うだけど、いかがだろう?
Amazon.co.jpによれば、かのこん16の発売予定は2012年の年明け後。まだちょいと時間がある。もうちょっと霊界物語を読んでみて、かのこんとの関係があるかを探ってみようかな……。
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